手術~ICU生活
9月10日午前9時手術開始
そして予定では3時間だったけど、いざ開けてみると本当甲状腺がデカく予定より1時間チョイオーバーで約4時間の手術だったらしい‥
●●さーん、手術終わりましたよー甲状腺は綺麗に全部取れましたからねー
起きて下さーぃ!
声出して下さーぃ!
は…ぃ…(頭の中で、声が出てる‥しかしカッスカスw)
しばらくは、痰との格闘に成りますよ-
万が一、痰に血が混じってても挿管チューブで傷が付いたりしてるだけなので、気にしないで下さいねー!
これから3時間は体と首は動かさないで下さいねー!
と、痰を入れるケースと頭の側にティッシュ・ナースコールを握らされ去ってった。
麻酔で頭がボーっとしてる…と思った瞬間、凄い痰が出たw
今まで、扁桃腺や風邪などで痰が出る事は有ったけど、記憶に有る人生最大の痰だw
(汚い話でスイマセン(ToT))
麻酔と痛み止めのせいか、切った場所は余り痛く無い
ただ、凄い締めつけ感だ。
まるで、コードでジワジワ首を閉められてる感じ‥
そして、3時間の格闘で一番辛かったのが、首の傷や締めつけ感では無く、動かせない体の痛さw
足には血栓防止の為に機械を装着
膨らんだり縮んだりしてる‥意外とマッサージ効果が気持ちよかった。
だけど、普段うつぶせ寝とか横を向いて寝る私にとって、真上を向いて足すら動かせない状況は正直かなりキツイ
背中と腰の痛みとの3時間の格闘だった。
1人で、お尻を浮かしたり軽く捻ってみたりと試行錯誤するも骨盤当たりが悲鳴を‥
看護師さんがチェックに来た時に、どうですか~?と言われ腰が‥骨盤が‥と言うと、タオルとかを入れてくれたりするも余り効果無し
後2時間だから…後1時間だからと我慢するしか無かった
そして3時間経過して、やっと足に付けてた機械を外しに来た
これで自由の身だーあの開放感は今でも覚えてる。
早速、向きを変えようと思うも首の傷が気になる。
痰も出るしベットを少し起こして貰った。
そして、何より気になったのが手術後に切った下の部分にドレーンと言うのが2本入る…看護師さんに、糸でチョコチョコっと止めてるだけだから、引っ掛けたりして抜けたら大変だからねーと言われたドレーン‥コイツの存在だ。
四角いケースと透明の2本のホース
向きを変える度に、そのケースも左へ右へと移動させないと行けない
腕には点滴も刺さってるから、点滴のホースと交差して面倒だった
そして、まずは温いお茶が出たので飲んでみた
怖くてチョビっと口に含む…コクリ‥飲めた
イケるなと思って、若干多めにゴクリ‥無理だったw
痛くは無いけど、締めつけ感が多めのお茶は受け付けなかった。
そして、初のトイレに‥ナースコールを押して看護師さんを呼ぶ
ちなみに、結構ネットで調べた時は尿道カテーテルを入れてる人が多かったけど、私が入院した病院はカテーテルは無かった。
初めて歩く時は、ふらついたら困るから読んでね!と言われてた
点滴とドレーンを、ぶら下げてトイレに‥意外と余裕で歩けたw
そしてトイレに付いて、衝撃の自分の姿を目にする…
手術した事も、首に2本のチューブが刺さってる事も想定内だったけど、鏡を見て仰天!!!
何て、痛々しい姿‥Σ(T□T)
傷テープ透明だから丸見えじゃんw
首の下の肉にホース刺さってるの丸見えじゃんw
血が…血が…って感じだった。
■■注意■■
下に画像投函してます。
かなりグロ画像なので、嫌いな方は観覧注意です。
そして、午後5時に夕食
全粥とおかず‥食道は切ってないから普通に食べて下さいとの事
お粥に持参した海苔玉をかけて、少量を口にGO~
飲み込む時は、勢いを付けないと飲み込めない
結局、味噌汁の汁と粥3口で終了
そして、長い夜との格闘が始まる
相変わらず首の傷は、全くと言って良い程痛みは無い
少しだけ、チクチク・ジンジンはするけど気持ち程度だった。
しかも傷口の痛みより、肩こり・頭痛に悩まされた。
3時間苦痛体験と首が気になって首に力が入ってるせいか、肩こりで頭が痛い。
髪の毛を触っただけでも頭がズキズキする。
看護師さんが、温かいタオルを首の後ろに当ててくれたのが気持ち良かった。
ICUには、当日手術を受けた患者さんが多数居た
1時間おきに看護師さんが見回りに来るけど、起きてる私を見て眠剤飲みますか?
あ‥点滴に入れてくれるんですか?
いえ、錠剤です。
大丈夫でーすw(錠剤飲むの無理無理w)
結局、私は一睡も出来ず朝を迎えた‥隣の人、凄いな‥イビキかいて寝てた。
そして、朝に成って部屋に戻るのでパジャマに着替えて下さーぃ
後、体拭くので拭けない場所が有ったら読んで下さいね
さすがに背中だけは無理だったので、この逞しい背中だけは拭いて貰ったw
午前9時に病棟看護師さんのお迎えが来た(相変わらず時間はキッチリしてるw)
同じ日に、違う手術をした人と一緒に点滴とドレーンを引っさげて部屋に戻った
私の姿見て…チョット引いてた
まぁ‥こんな露骨に傷出てたら私でも引くわなーと思った。
部屋に戻ると、同室のお婆ちゃんがお疲れ様と声を掛けてくれた
そのお婆ちゃんは、入院生活が長いらしく色々お世話に成ったお婆ちゃんだった。
そして下記の写真のままの生活が続く…